HSP(ハイリー・センシティブ・パーソン)って?

こんにちは

皆さんは、HSP(Highly Sensitive Person)といいう言葉を聞かれたことはありますでしょうか?

英語では、Highly Sensitive Person(ハイリー・センシティブ・パーソン)といい、「ひといちばい繊細な人」という意味になります。

HSP研究の第一人者である心理学者のエレイン・アーロン(ElaineAron)博士によって付けられた「人の気質」を表す名称になります。

アーロン博士によりますと、人口の約20%つまり5人に1人はHSPだといいます。また、人に限らずコバエ、鳥、魚、イヌ、ネコ、馬、霊長類など100種類以上の動物に同じ気質が見られることから、「繊細さ」は生きとし生けるものすべての生存本能「生き残るための戦略のひとつ」であると考えられています。

こうした気質を持つ人は職場や家庭など生活の中で気疲れしやすく、生きづらいと感じている方が多いのです。仕事や日常生活で起こるちょっとした不安感もネガティブ思考のHSP気質により深刻にとらえて考えすぎてしまう傾向にあります。HSPの女性よりもHSPの男性の方がつらいと言われています。

HSPは病気ではなく生まれ持った気質が関係しています。

HSPの特徴や気質のチェックリスト

アーロン博士によると、HSPには「DOES(ダズ)」と名付けた4つの特性があるようです。

Depth of processing】考え方が複雑で、深く考えてから行動する
一を聞いて、十のことを想像し、考えられる能力がある
調べ物をはじめると深く掘り下げ、その知識の広さを周りに驚かれる
お世辞や嘲笑をすぐに見抜いてしまう
物事を始めるまでにあれこれ考え、時間がかかる
その場限りの快楽よりも、生き方や哲学的なものごとに興味があり、浅い人間や話が嫌い

Overstimulation】刺激に敏感で疲れやすい
人混みや大きな音、騒音が苦手
友達との時間は楽しいものの、気疲れしやすく帰宅すると、どっと疲労している
映画や音楽、テレビ番組、本などの芸術作品に感動して泣く
人の些細な言葉に傷つき、いつまでも忘れられない
些細なことに過剰なほど驚いてしまう

Empathy and emotional responsiveness】人の気持ちに振り回されやすく、共感しやすい
人が怒られていると自分のことのように感じ、傷ついたり、お腹が痛くなったりする
悲しい映画や本などの登場人物に感情移入し、号泣する
人のちょっとした仕草、目線、声音などに敏感で、機嫌や思っていることがわかる
言葉を話せない幼児や動物の気持ちも察することができる

Sensitivity to subtleties】あらゆる感覚がするどい
冷蔵庫の機械音や時計の音が気になってしまうほど聴覚が敏感である
強い光や日光のまぶしさなどが苦手
近くにいる人の口臭やタバコの臭いで気分が悪くなる
カフェインや添加物に敏感に反応してしまう
肌着のタグなどチクチクする素材が我慢できないほど気になる
第六感がはたらき、よく当たる

この他、絶対的に一人の時間が必要な人、緊張しやすい人、子供のころ親や先生に「繊細」「人見知り」と評価されやすかった人もHSPの可能性が高いといえるでしょう。

しかしながら、アーロン博士は4つのうち1つでも当てはまらない人はHSPではない、と定義しています。
例えば、4つのうち3つに当てはまっていたとしても、1つは当てはまらないと感じるなら、あなたは「HSP=人一倍繊細な人」ではなく、性格的に「内向的な人」の可能性が高くなります。

HSPの人の苦労するポイントとして
自己肯定感が低い、
他人に共感しやすい、
疲れやすい
が挙げられます。

チェックリストはいかがだったでしょうか?

しかし、HSPはネガティブな事ばかりではありません。
長所として感性(感受性)が豊かであるという事です。

繊細で豊かな感性があるからこそ独自の世界観を生きることも可能なのです。

あなたの内に秘められた豊かで幸せな世界観を見つけましょう。